HOME   »   ★武者修行  »  NYFA FILM : MISE-EN-SCENE
RSSフィード iGoogleに追加 MyYahooに追加
NYFAに入学して日。
一気にフィルムメイキングの基礎をつめこんで
いざ最初の撮影"MISE-EN-SCENE"の日がやってきました


"MISE-EN-SCENE"

状況やキャラクターなど全ての要素をシーンの中に入れる
ノーカットで1ショット長回し
白黒フィルム
トラック(音楽)一切なし
30秒〜最大1分
撮影持ち時間:最大4時間
編集持ち時間:最大4時間

という制約の中で、
このMISE-EN-SCENE映画を撮影して提出


前回の撮影前日レポートはこちらから
ここをクリック!

クルーメンバーのウィル&リチャードと3人で、
3本の作品を2日間で仕上げなくてはなりません

NYFA-8.jpg

1日目ー午前
ウィルの映画撮影


みんな昨晩は準備に追われてロクに寝れていませんが、
朝7時にクルーはNYFA付近に集合
機材の詰め込み、俳優のピックアップをして、
いざ撮影場所のグリフィスパークへ

グリフィスパークは、巡回のレンジャーや警察が常に目を光らせていて、
撮影許可なしで撮影することは不可能なのでフィルムコミッションにて許可をもらう必要があります

今回は
NYFAのTA(ティーチングアシスタント)が
朝9時に許可証と共に来てくれることになっています


...いや、来てくれることになっていました。


スケジュール的に、
午前中で全てを撮り終えなくてはいけないので、
早朝の冷え込むグリフィスパークにて
朝9時の撮影開始にむけてリハーサル開始

学校では知識として撮影や機材のクラスを受けましたが、
撮影機材や現場の動きも含めて、
この撮影課題を通じて初めて研修する
という感じなので
クルーもそれぞれのポジションを慎重に確認しながら進めていきました


そうこうしているうちに9:00AM

...が、TAが来ない!!!

でも撮影時間のリミット2時間は既にきっているので、
「やるしかない!」と撮影準備を始める僕ら


そして来ました、
黄色い服に身をつつんだレンジャー

「君たち、何してるんだ?許可証を見せなさい。」

「僕らはNYFAの学生でTAが許可をもっています」

「そのTAとやらはどこなんだい?15分後にまた戻ってくるので、それまでにTAと許可証を用意しなさい。
さもなくば、即刻かたづけて、ここを去りなさい。
何にしても一旦全てのセットアップをばらして片付けなさい。」


「わかりました(。。。ですよね)」


TAが来ないので、初日の朝にしていきなり撮影中止の危機
一旦、(キックアウトされないように)撮影機材をしまう僕ら
俳優の顔も不安な表情でゆがみます。
NYFAに電話してTAを速攻で来させるように連絡


しばらく何も出来ずにはがゆい待機時間。


...と思ったその矢先、
誰かがこちらに向かって歩いてきました!


「TA、やっときたんかーーーい、遅いよーーー!
 ...あれ? 彼の顔には見覚えが...。



あの、黄色い服


間違いない。


レンジャーがあらわれた



「さて、TAはどこなんだい?許可証を見せなさい。」

「今、向かっているのですが、少し遅れているみたいで、もう少しだけ待ってください。
機材は見ての通り、片付けました!(笑顔てへぺろ)」


「ふううううむ」

「ね?(ひきつり笑顔てへぺろ)」

「良いだろう。もう一度だけチャンスをやる。次に回ってくるときまでに確実に用意しなさい」


「あざーーーす!」


そうこうしているうちに、やっとTAがだいぶ遅れて到着
一気にセットアップして撮影開始
リハーサルも終わっているので、
そこからはサクサク...いかない

ここでカメラのレンズが壊れてるという事実が発覚
Exposure(露光)のゲージが機能していないので、
感覚で確かめながらの撮影となってかなり苦労しました。。。


それでもなんとかウィルの撮影を終えることが出来て、
みんな疲労ながらも少し肩が軽くなりました


NYFA-6.jpg
俳優にディレクティングするエイジ監督の図

1日目ー午後
エイジの映画撮影


なんとか午前中の撮影を終えて、ランチで少しブレイク
午後はいよいよ自分の撮影

ここでさっそくトラブル
俳優&女優が一人づつ必要なのだが、
俳優の方が急遽来れなくなるというドタキャン

撮影を別日にするわけにも行かないし、
撮影時間も日没までの2時間が勝負で、
変更は一切きかない。



「プランB:自分が俳優をする」


このカードをきることは極力したくなかったのです

自分が書いた脚本だし、自分が演技すればそれは早いのだけど、
今回はアクターとしてではなくてフィルムメーカーとしてこの地にいる。
ディレクティングをするのに自分がアクターをしていたら
現場を客観的に見ることが出来ないし、
監督として成長できない。



「プランC:クルーを俳優として使う」

DP(撮影監督)のウィルはカメラをまわさなくてはいけないので、
AC(アシスタントカメラ)のリチャードを俳優として今回は起用することに

バックアップ、
そしてバックアップのバックアップの必要性、

本当に身を以て感じました

クルーに現場のセットアップをしてもらっている間
自分は女優のエリカをピックアップして衣装決めと映画の説明


もう既にこの時点で3:00PM、日没まで1時間半


現場に移動してリハーサルと演技についてのディレクティングを行い、
4:00PM、
いざ撮影

今回はフィルムなので、
泣いても笑っても2テイクしか撮影できなかったこともあり、

撮影は日没までにギリギリ終了〜〜〜
協力してくれたアクターのエリカとクルーの2人に感謝
ピザとビールで乾杯して一日目の撮影終了を
我が家にて祝いました


NYFA-7.jpg
リチャードの現場にてアクター&クルー

2日目
リチャードの撮影


1日目のウィルと自分の撮影を通して、現場の進み方は理解できたので、
続くリチャードの撮影は特にトラブルもなく
無事に撮影を終えることが出来ました



こうしてなんとか最初の撮影課題MISE-EN-SCENEを終えました。


教訓として学んだのは、
「バックアップは念には念を入れてどこまででも準備しておく」こと。
「トラブルにあっても決してあきらめない」こと。
そして
「人事を尽くして天命を待つ」こと

努力をしないものにはいくら待ってもチャンスは来ない。
努力をして初めてチャンスはやってくる

そこでチャンスをつかめるかどうかが、天命を待つということなんだ。


”努力したから必ず成功するとは限らないが、逆に成功している人は必ず努力している”



武者修行はまだまだ続いて行きます
To Be Continued...
スポンサーサイト
NEXT Entry
Trilhos Independentes - Festival Curta Iguassu
NEW Topics
台湾自転車旅#3.5
台湾自転車旅#3
台湾自転車旅#2
台湾自転車縦断旅#1
2017
「Give & Talk」次回配信の情報解禁!
西東京市在住の若手映画監督の作品上映会 / CHRONO
16' Autumn Part1
新宿アクション映画祭 / NIGHT OF CRISIS
Bram Stoker International Film Festival / Slit Mouth Woman in L.A
Author

EIJI LEON LEE

Author:EIJI LEON LEE
★オフィシャルサイト
http://filmsta.wix.com/eijileonlee

★Twitter
Twitterボタン

@EijiLeonLee


Page Top
CALENDaR 12345678910111213141516171819202122232425262728293031