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お世話になりました奈良橋陽子さんが、
UPSでとても素敵なインタビューを載せておりますので
ご紹介させていただきます




【INTERVIEW 奈良橋陽子×菊地凛子】
INTERVIEW WITH RINKO KIKUCHI
August_10_2010 / in LA



陽子 「凛子にとって演技とは何でしょう」

二人 「オォー(笑)」

凛子 「私にとって演技は…自分を深く、広くしてくれるもの。人間として、どんな人間も受け入れられるようになるから、この前やった人殺しの役(映画『ナイト・トーキョー・デイ』)なんかでも、自分の中の真実を見つけていくとどんどん寛容になって、深く広くなっていくっていうのが演技かな。そこがすばらしくて、苦労してもそれが成果として自分に帰ってくる。どんな役でも、どんなことでも。それは普通の人生では味わえないから。I can't stop!」

凛子「この間、一日だけ舞台をやったんですけれど、ものすごく楽しかったのね」

陽子「へえ」

凛子「もう、舞台ってこんなに楽しいんだって」

陽子「そうでしょう」

凛子「そう、だから陽子さん演出のでもいいし、舞台やりたい。凄くやりたい」

陽子「目の前に反応が、そこに生きている人がいるから」

凛子「そう、凄い。で、映画よりも集中力使うんですよ。映画はカットがあるから、なんとなく後で修正できるし少し時間の余裕も持てるからいいんですけれど、舞台って一発勝負でしょ」

陽子「そう」

凛子「(笑)」

陽子「一日だけ?」

凛子「そう、一日だけだった」

陽子「それがね、何回もやるじゃない、そうすると周りとの絆が生まれるって言うか、一緒に旅をしていく訳よね。それが本当に凄まじい」

凛子「絶対いいと思うし、鍛えられるでしょう。だからね、やりたいんですよ」

陽子「じゃあ今、例えば一番求めているというか、やりたい役っていうのはある?」

凛子「やっぱり、若い頃から歳をとるまでの女の生涯をやりたい」

陽子「本当に?」

凛子「その一部っていうのはこれまでやらせてもらったけど、ほとんど死んでいく女の子が多かったから、生涯を、ちゃんと若い時から一生を生きる女の人、エディット・ピアフとかに凄く影響されちゃって、いいなぁと」

陽子「凄い凄い」

陽子「今後はどういうのをやっていきたいと思う? 前にコメディをやりたいって言っていたけど」

凛子「あとアクションもですね」

陽子「アクションも」

凛子「今ちょうど殺陣もやっているから」

陽子「ファンタスティック!」

凛子「もう、楽しくて。最後に兄貴と戦うという役なんですけど、楽しい」

陽子「日本の(映画)?」

凛子「日本で。こっち(LA)に来る前に日本で2週間やったんですけど、私元々得意なんですよ、殺陣は」

陽子「本当!」

凛子「そう。得意で。もし2週間で仕上がらなかったらこっちには来られなかったんですけど」

陽子「最高。じゃあこっちが終わってからまた(日本に)戻って」

凛子「また戻って、今度は役者さんと一緒の殺陣の練習をして」

陽子「へえ、そうなの」

凛子「殺陣、楽しい」

陽子「殺陣は最高。それも深い」

凛子「ですよね」

陽子「あれもね、2年とか、ずっとやっていると本当に」

凛子「本当にそう。腰とかしっかりしてきて」

陽子「そうそう。Great. そういうのを技術として持っていると。役者は技術を持っているといいから」

凛子「そうですよね」

陽子「日本は演技だけ(しかしない)って場合ももちろんあるけど、踊りとか殺陣とか」

凛子「そういうのも出来た方が」

陽子「絶対にいい」

凛子「それから、今後はやっぱり英語をやりたい。今までちゃんとやってきていないから」

陽子「But you are always speaking every day English.(でも毎日英語話してるじゃない)だから凄いimprove(進歩してる)。本当、much much better(凄く良くなってる)。 ちょっと前までは'うーん、うーん'だったけれど、今は英語でどんどん出てくるものね」

凛子「Thank you!」

陽子「もっとインターナショナルに活動していきたい、仕事していきたいっていう役者もいる訳で、例えばアップスアカデミーでも、英語が出来る生徒が一杯いるし、そうやって目指している生徒に何かポイントというか、アドバイスみたいなものはある?」

凛子「やっぱり一番大事にしてきたのは、諦めないこと」

陽子「うん。すばらしい言葉だね」

凛子「諦めなければ絶対その役は手に入る。だから、誰かがダメって言ったり、誰かが非難したりするけれど自分が最後まで諦めなければ得られることが一杯ある」

陽子「その、諦めないっていうことは自分の中で信じている?」

凛子「そう」

陽子「そこが大事なのね。'ああどうせダメだけど頑張ってみる'じゃあ弱いでしょ」

凛子「そう。それはそう」

陽子「ダメだって思ったらダメだよね」

凛子「だって自分のことぐらいしか信用できないっていうか、100%そう」

陽子「それがみんなに言いたいことだよね。100%信じていない人が沢山いるの。その気持ちを持っていないと」

凛子「それと、自分に対して責任を持っていない人が多いでしょう、今のティーンエイジャーって。何か人がやってくれるとか、何か人が教えてくれると思っているけれど実はそうじゃなくて、自分の責任は自分で果たさなきゃいけないから、自分で見つけに行かなきゃいけないし、自分で取りにいかなきゃいけない」

陽子「I don't know って、わからないって、そこでストップしちゃう人もいるんだよね」

凛子「それはもったいない」

陽子「だけど、やっぱりインターナショナルな現場の場合は本当に強いスタミナ、精神的なスタミナが必要だし、もっとindependence(自立的)になっていかないといけないものね。だってもうここ(アメリカ)に住むだけでも全然違うでしょ」

凛子「全然違う」

陽子「こっちだと有名な役者でも色んな技術、しっかりとしたラーニングとかバックグラウンドがあるじゃない。昨日もひとつ芝居を観たんだけれど、『スタートレック』に出ていた役者だったのね。『スタートレック』の時もOKだったけれど、舞台を観てもちゃんと舞台の訓練を凄くしているのね。だから(感情が)入る訳よ、凄く。今でも、舞台を観て(映画などにその役者が)ピックアップされる場合があるじゃない、やっぱりそうやってこっちでは'どこで誰と勉強したか'っていうのが非常に重視される。だからそれも大事だと思う。こっちで誰とやるかっていうのが。凛子も、まあ別に、そこまでは思っていないかもしれないけれど」

凛子「私、やりたいの。先生についてしっかりとやりたい」

陽子「凛子はずっと、結婚とか出産とかあって休むかもしれないけれど演技を続けていくと思う。それが最高だなと。やっぱり何があっても続ける人だと思う。本気だから」

凛子「でもそれしかないから。やれることが」

二人「(笑い)」

陽子「私の師匠のフランク・カサロの有名な言葉に、役者になる一つの資格は『それしかできないから』っていうのがあるの」

凛子「そうなんだ(!)」

陽子「それ以外のことができるんだったら、もうやめろと。演技はそれだけ大変だから。それだけすばらしいけれどそれだけ大変だから。本当にそう厳しく言っている」

凛子「いいこと言いますねー。鳥肌たっちゃった」

陽子「彼を一番尊敬している。その彼が言っていたの。根本的にそれしかないって。だから凄いよね。そのくらいたまらなく強烈な職業だっていう」

凛子「そう!本当に」

二人「(笑い)」

陽子「ねえ、やっぱり大好きなんだね」

凛子「好き。で、役ってその人一人にしか与えられないから、そこはやっぱり、必死にならないと獲れないんですよ。だってみんな欲しいんだもの」

陽子「そうそう。その選ばれるチャンスっていうのは本当に凄いんだよね。確かに。そのチャンスの為に、ずっと訓練して求め続けていく。そういうことだね」

陽子「anything you want to say?(他に何か言いたいことはある?)」

凛子「陽子さん、ずっと生き生きしているでしょう。それは何故?」

陽子「それはもう、好きなことをやっているから」

凛子「やっぱりそうですよね」

陽子「ここ(アップスアカデミー)ではみんな、世界に向けて勉強しているじゃない。でもその パワーの源が、もっともっと欲しいんだよね」

凛子「でもみんな凄くいい環境で学んでいると思いますよ。alive(生き生き)しているし」

陽子「そうだね、みんなalive、本当にすばらしい瞬間がある。でも逆にもっと周りにも影響を与えていこうよ、みたいにしていきたいのね」

凛子「そうすると強くなるから」

陽子「だから別にインターナショナルでなくても、日本だけでも悪いことじゃないし、そこで色々なことを打ち破って、新しいものを作って」

凛子「だって、みんな怖い訳でしょう。みんな一緒。そう思ったらなんてこと無いでしょ?」

陽子「すばらしい。今のは本当に大事な言葉。みんな怖いんだよね」

凛子「そう。私だって怖い。みんな条件は一緒なんですよ」

陽子「それはね、凄く励みになる言葉だと思う。本当」

陽子「日本もね、『ラストサムライ』とか『SAYURI』とか『バベル』から凄く広がったじゃない。で、今はもう色んなサブジェクトが日本と絡んでいるでしょう。凄いよね」

凛子「凄い」

陽子「じゃあ、最後に一言」

凛子「苦労したり、努力したりするのは凄く気持ちいいし、当たり前のことじゃないですか。 それをいかに楽しむか。それが諦めないことにつながるし。だから楽しもうよ!」

陽子「アップスアカデミーの生徒達は結構、みんな楽しんでいるね」

凛子「うん、それを大事にしてほしい!」




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