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大友啓史監督をゲストにむかえた
埼玉大学の授業
「日本発エンターテイメント映画の挑戦」
を一般聴講させていただきました

今回は後編です。

前編はこちら
ここをクリック!





2006年には、イタリア賞の審査員をつとめる
この時には計算していなかったこの「点」が、2年後に「線」になることとなる。

2008年、NHK職員でありながら監督した
ドラマ「ハゲタカ」がこのイタリア賞を獲得

「あの時の審査員の作品だ!」ということで風向きが変わった

作品力だけではなくて外交力が
受賞やノミネートにつながっていく
のは事実。

どんなに優れた作品でも、
プッシュしてくれたり宣伝してくれたりする人がいなければ届いていかない。

届かなければノミネートも受賞もない。当たり前のことだ。

審査員の経験が、「ハゲタカ」の受賞へとつながり、
その受賞から大河ドラマ「龍馬伝」の監督へとつながった


大河ドラマ49作目にあたるわけだが、
今までの48作の常識を破壊して
リスクを恐れずに新しいチャレンジをしたい


「映像の撮影方法を、ドラマ形式ではなく映画形式で撮影しよう」

また、「黒」にもこだわった
ハリウッド映画は白人主流なのに対して、アジア映画は顔の黒色が占める割合が圧倒的に多い。
ここに着目して、
画面上の面積として多くを占める「黒のディティール」にこだわる。
とは言え、
視聴者の見る環境は千差万別で分からないので、
国内のある20社以上のモニターの全てでチェックをして
揚げ足を取られない準備
もする

失うことを恐れずに新しいことをやろう。
実は「失うことを過剰に恐れているだけ」で、
失っても再起不能でなければいいじゃないか。


こうして革新を起こした大友式の映画形式撮影が、
後に次の作品より大河ドラマの主流となる


ターニングポイント
大河ドラマの引き継がれた常識を捨てて、新しい自分流の大河ドラマへチャレンジ




NHK職員なので外部の仕事は受けることができない
そんな中、大友さんの手腕を見込んで、
映画「るろうに剣心」のオファーが舞い込んでくる

最大の後ろ盾であり、今までのキャリアを築いてくれたNHK。
ここを離れて、
まして自分の社会派スタイルとは全く異なるこの映画のオファーを受けるのか


ここでオファーを受けて、
”映画監督”大友啓史へと転身を決意


ターニングポイント
全ての後ろ盾を捨てて、映画監督へチャレンジ




ロサンゼルスにいた時の市場調査から、
マンガが海外で潜在的な人気を有する扱いやすい市場コンテンツだと感じていた。
「マンガ」や「アクション」は
言葉などを超えた表現で海を渡れる
と確信
そもそも世界で受け入れられていた無声映画は、実際に言葉を越えていた

宗教概念の薄い日本では、何をもとにしてルールや価値観が築かれてきたのか?
サムライスピリッツ、すなわち「武士道」ではないだろうか。

「マンガ」「アクション」「武士道」、
海外進出のキーワードがるろうに剣心には揃っている。


あとは
各地に広がる”熱”を拡大させることができればビジネスになる

日本の歴史上初の、ワーナーブラザーズ直接制作として
映画「るろうに剣心」を製作する
ことになる

今まではワーナーブラザーズより資金を受けて、日本で製作して、
出来たものをワーナーブラザーズに渡していた。
しかし今回は製作も含めて全てがワーナーブラザーズ主体なのだ。


ターニングポイント
従来の製作方法を捨てて、日本の歴史上初の完全ワーナーブラザーズ製作へチャレンジ




2014年、まさに今がこの道中である。
この結果が見えるのはこれから
みんなで行く末を見届けていこう


最後に。
自分が情熱を注げるモノでなければ、最後までやり通すことは出来ない。
批評や攻撃を必ず受けるが、
作品を守るためにもそこに反撃できる論理や準備が必要だ。

何かを作るということは、様々な意見を浴びせられるということでもある。
それを規制と思うのか?思わないか?
自分次第だ。
規制する人の論理を越える自分の論理を持ち続けること。



ここに書いたことは全てではないですが、
「是非このブログを読んでくれているみんなとシェアしたい!!」
と思い、書かせていただきました。

こんな素敵な授業が受けられるなんて、
大学ってのもいいもんですね!!
とても勉強になる授業でした。
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EIJI LEON LEE

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